大事な時期に適量を

栄養補助食品

妊娠前からの摂取も

妊娠中の女性にとって、葉酸を摂取することはとても大事です。なぜなら葉酸は、DNAの正確な合成に必要となる栄養分だからです。お腹の中の赤ちゃんは、父母からもらったDNAを基に、新たなDNAを持つ細胞を作りながら成長します。しかし母体の葉酸が不足していると、赤ちゃんも必然的に葉酸不足となり、正しくDNAを合成できなくなります。すると、問題のあるDNAが作られることから、赤ちゃんが正しく成長できなくなってしまうのです。特に妊娠4〜6週目までは、赤ちゃんの脳と手足とをつなぐ神経管が作られる、大事な時期です。この時期に十分な量の葉酸を摂取したかどうかが、その後の赤ちゃんの成長を左右すると言っても過言ではありません。そのため妊娠に気付いた場合には、早めに葉酸を摂取するよう心がけましょう。また、妊娠する可能性のある女性は、妊娠前から積極的に葉酸を摂取しておくことも大事です。なぜなら妊娠したばかりの時期には体の変化が起こりにくく、妊娠に気付いた時には既に10週目に入っていたというケースも少なくないからです。この場合は、最も大事な時期に赤ちゃんに葉酸を与えることができません。しかし日頃からしっかりと葉酸を摂取していれば、赤ちゃんの葉酸不足を回避できるのです。もちろんやみくもに摂取すればよいわけではなく、量を考えることが大事です。1日の摂取量は0.48gが適切とされているので、サプリメントなどを利用しながら、オーバーや不足に注意して摂取することが大事です。

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